エアコンハラスメントとは?対策と対処のポイントは?

ハラスメント

暑すぎる夏を乗り切るために、今やなくてはならないエアコンでの温度管理。

室温が高すぎることで、屋内でも熱中症になるリスクがあります。

少し前までならエアコンはなくても扇風機や窓からの風だけで乗り切れる!などの精神論が通る時代でしたが、もはや通じない時代になっています。

エアコン利用の管理も昔とは違った意味で会社に必要なこととなっています。

 

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●エアコンハラスメント(エアハラ)とは?●

まず、エアハラはエアコンハラスメントとエアーハラスメントの2種類あるといわれています

エアコンハラスメントもエアーハラスメントと呼ばれることもあるようなので、明確に区別をつけるために、ここではエアコンハラスメントとエアーハラスメントで区別をしています。

誤解を防ぐために、この2つは略称をつけないほうがよいと思われますが。

 

 

さて、今回エアコンハラスメントとは?ですが、エアコンの使用を制限や禁止することをエアコンハラスメントとして扱います。

 

夏場の暑い時期だけでなく、冬場の寒い時期、春秋にも快適な室温を保つためにエアコンの使用は必要不可欠です。

なので、エアコンハラスメントとは、夏の時期に温度調整をさせてもらえない。という時にだけ使う言葉ではないことを認識しておいたほうが良いですね。

 

また、夏場にエアコンをつけてくれないなどもそうですが、逆にエアコンの設定温度を下げすぎて室内が寒い。ということもエアハラにつながります。

 

 

主に会社や学校でエアハラが起こると考えられますが、当然家庭内でも起こりうることです。その場合は、エアハラよりはモラハラ(モラルハラスメント)に近いのかもしれませんが。

 

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●エアコンハラスメント(エアハラ)と遭遇した際の対処はどうしたら?●
まず、どういった行動がエアコンハラスメントに当たるのか見たうえで、遭遇した際の対処を見てみましょう。

 

◆エアコンハラスメントにあたる(あたると思われる)行為◆

 

・エアコンの使用を禁止する
・エアコンの温度調整を禁止する
・室温を極端に暑く、寒くする
・寒さ対策でストールやジャケットを使用している人に対して、使用を禁止する
・エアコンの風が直接当たる場所があるが風よけを設置しない
・卓上扇風機等の個人機器の使用を禁止する

 

他にも該当するような行為はあると思われますが、よく見かけるものでもこれだけあります。

 

そもそもエアコンの使用を禁止し適切な温度を維持しないことは【労働安全衛生法】に違反しているため許されることではありません。

 

【労働安全衛生法】には従業員の労働環境は適切に保たなくてはいけないとされています。

これに違反した際は、【半年以下の懲役または50万円以下の罰金】を課されます。

 

 

そのほか、【「事務所衛生基準規則」の第五条】というものもあり、そこには

「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、室内の気温が17度以上、28度以下

及び 相対湿度が40%以上、70%以下になるように努めなければならない」

と記載があります。

 

また、室温が10度以下の場合には、暖房する等の調節が義務付けられています。

違反した場合には、罰則がありその処遇は【法人と代表者が6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金になります】

 

 

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●エアコンハラスメント(エアハラ)への対策はどうしたら?●

 

エアハラへの自分でできる対策ですが、室内が暑すぎるのなら卓上扇風機を利用する。寒いのであればブランケットや羽織れるもので対策をする。

自分で対策をしなくちゃいけないの?と思うかもしれませんが、体調管理ができていない方が悪いと責任転嫁をしてくることも十分に考えられます。

自分で対策は講じたけれど、それでも室内環境が悪いために体調を崩したという事実を残しておくことで、自分が悪くないということの証明にもなります。

 

とはいっても、組織側も室温管理には対策をとるべきです。

大きな組織になると難しいかもしれないですが、小規模ブースなら室温に関するアンケートを取り、その中にいる人がある程度納得できる温度を探すことができるはず。

 

 

環境省が定めている夏は28度、冬は20度という推奨温度がありますが、室温が28度や20度が推奨値であって、エアコンの温度設定ということではありません。

そして、その温度はあくまで推奨値であって、絶対順守ということではありません。室内環境によって適温は異なります。それぞれの適温を探し、そこに合わせることもエアハラを生み出さない対策になります。

 

 

最後の対策というか対抗策ですが、エアコンを使わせないことへの理由が理不尽かつはっきりしている場合は、パワハラとして慰謝料請求も可能なようです。

確実に慰謝料がとれるかどうかは難しい部分がありますが、会社の目標として証拠があるのなら可能性は上がると思います。

パワハラの慰謝料の相場は50万~100万円と言われています。罰則規定とほぼ同じ金額になりますし、エアコンの使用を許可してもらえないのであれば、最後の対策として覚えておくといいかもしれませんね。

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