川崎市の大師幼稚園で起こっている感染症騒動で、近隣の東門前小学校でも亡くなった生徒がいるという情報が出回っていました。
が、それはデマということがわかりました。
情報を発した本人も誤報をわざと流したわけではないようで誤りを認めているようです。
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大師幼稚園の感染症騒動で同じような症状で亡くなっている子供が近隣の東門前小学校でもいるという情報がでました。
近隣でも同じことが起きているということになれば地域で危険な感染症などの疑いが出てくるだけに、パニックは避けられない状態だったと思いますが、実はそれは近所の噂に騙されてしまったということでした。
ことの発端は
「大師幼稚園で園児二人が感染症で亡くなったニュース 園児だけじゃなく幼稚園から東に少し行った所にある東門前小学校でも一人亡くなったって近所の人言うてたよ」
このツイッターのツイートから始まっています。
このツイートを皮切りに東門前小学校でも亡くなった人がいる、近隣はヤバい!という誤報が広がってしましました。
ですが、ツイートした本人は改めて川崎市や東門前小学校の校長に連絡を取って事実を確認していました。
結果はそのようなことはないと回答があったようです。
近所の噂に惑わされてウソのツイートをしていることを本人はかなり後悔しているようで、
「さっき校長とも 電話で話したんですが、そんなことないって言ってました
正直僕も 、なんでこんなの信じたんだと思ってます」
「近隣で複数から聞いた話があり信じ込んでしまった」
と話していました。
近隣でどんな人が流した情報かわからないですが、変な噂は流さないでほしいですね。
一歩間違えれば地域で大パニックになってしまうことは避けられないですし、収集が付かなくなってしまいます。
最悪は地域を除染作業なんてことにもなりかねない話です。
今回の小学校でもあったという話はデマで本当に良かったと思います。
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大師幼稚園で起こったとされている感染症ですが、原因はいまのところはっきりとしていません。
事件から3日経って出てきた情報は、強い病原性をもつウイルスなどによる感染症の証明はできなかったということです。
感染症でないなら別の病気の可能性があると思うのですが、まず感染症を真っ先に疑ったのには疑問が残ります。
もしほかの病気などが原因なのであれば早期に発見できたかもしれないですし、大師幼稚園に通う園児たちや保護者を不安にさせることもないと思います。
いまのところ、13日以降重篤な症状を訴えている園児は確認できていないということがせめてもの幸いなのですが、感染症が原因であればほかの園児も発症する可能性も十分にあり得ます。
川崎市がどこまで動いているのかはわかりませんが、同じ幼稚園に通っている子供たちを早期に病院で診断にかけるといった措置はとっているのでしょうか。
幼稚園がすでに消毒されてしまっているため、特定が難しいのであれば、一緒に過ごしていた園児たちからなら病原体を特定できる可能性はあるはずです。
ほかの園児たちから何かが出ればそれが原因と分かりますし、親たちからすれば白黒はっきりしてそれで安心ができると思います。
病原体の特定も早期にしてほしいところですが、ここまで大きな騒動になっているので園児たちの健康状態も川崎市が把握しておくのが望ましいのではないかと思います
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