数日前に、博多高校で生徒が教師に暴行をした事件があったばかりですが、今度は中学生が教師に暴行をする事件が起きました。
今回は動画などは出回っていないのですが、暴行された教師が常人逮捕をするも、生徒は釈放されるという謎な事態になっています。
10月3日に福岡の中学校で生徒が教師に暴行をする事件が発生していました。
福岡県では数日前に博多高校の梅野そうが教師を蹴ったり殴ったりして逮捕されたばかりです。
そんな状況下で起こった今回の暴行事件。
暴行をした生徒は博多高校の事件を知っていたはずなのですが、なぜ暴行をしたのか。
また、該当の生徒は、教師が現行犯で常人逮捕をしているのですが、警察はなぜかその生徒を釈放するという行動をとっています。
昨今のあれた学校事情に対して、博多高校の事件はある意味でいい兆しになると思っていたのですが、
警察側とすれば事件が増えるからイヤだということのでしょうか…。
教師が生徒から暴行を受けたことで、教師は一般人でも現行犯であれば逮捕できるという常人逮捕を行使して、生徒を警察に引き渡しています。
逮捕は基本的には警察が行うものですが、常人逮捕を使えば、一般の私たちでも現行犯に限り、犯人を逮捕する権利が与えられます。
丁度先日、博多高校で暴行事件があったこともあり、暴行を受けた教師は、常人逮捕を考えていたのかも知れません。
初めて暴行を受けたのであれば、教師も常人逮捕を使うことはなかったと思いますが、おそらくだいぶ以前から手を焼いていたのでしょう。
暴行を受けた教師は顔面を打撲するケガを負っているため、抵抗しないことをいいことに生徒の行動がエスカレートしていたと思われます。
最近の学校事情は何かあればすぐに教育委員会や保護者が関与してきて、教師が生徒になめられるという状態に陥っています。
生徒が悪いことをしても、注意もできず逆に暴行などを受けてしまい、学校として成り立たない。そんな状態が起きつつあります。
教師が生徒を常人逮捕を使ってまで逮捕するという行動に関しては賛否があるとは思いますが、現状の学校形態を考えれば、見せしめとしては効果的だと思います。
教師が生徒にたしいて強く出られないという環境を変えるいいきっかけになるはずです。
博多高校の暴行事件含め、今回の中学校での暴行と常人逮捕は、事件として簡単に見過ごしてはいけない事案です。
これで、学校の在り方が少しでも改善されることを祈るしかありませんね。
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