インドで迷子になってて、25年以上経ってから家族と再開できたサルーの人生談が映画化されます。
映画のタイトルは「LIONライオン25年目のただいま」
知らない人からすれば作り話に聞こえてしまう内容ですがサルーが経験してきた実話を元に構成されています。
故郷インドでの迷子~オーストラリアへの移動~そして故郷で家族との再会。
涙なしでは見られない内容になっています。
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4・7から公開されている「LIONライオン25年目のただいま」はインドに住んでいて少年サルーが家族と離れてしまい、25年後に再会をするという、嘘と思えるけど実話な物語です。
サルーが家族と離れてしまってから再会するまでの過程は★コチラ★の記事を見ていただければと思います。
撮影に1年以上かけたこの作品は、約1,200万ドルという予算で製作。
とてつもない予算をかけた映画ですが、興行収入は全世界で1億ドルを突破。
第89回アカデミー賞では、作品賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞の6部門にノミネート。
世界的にも認められた話題の作品になっています。
キャッチコピーは
「迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth」
この作品は、インドの迷子少年、サルー・ブライアリーさんが実話を元にして執筆した『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』というノンフィクション本が原作になっています。
実話を元にした映画ではありますが、実話をすべて完全再現ということはできないです。当然脚色はされていますが、それだとして感動なしでは見られない作品になっています。
5歳の少年がインド国内とはいえ全く知らない土地に着いてしまい、故郷に帰るすべもなく孤児となってしまう。オーストラリア人の親切な夫婦に引き取られての生活。
そして、故郷で家族との再会。
感動しない要素がないですよね。
海外映画ならではの壮大な制作費をかけた映画だとは思いますが、それでも制作費の10倍近くの興行収入をあげたということはそれだけ世界的にも評価されたということです。
日本の映画ではなかなかデキないことだと思いますし、その壮大性が海外映画の良さだと思います。
あくまでワタシのイメージですが、日本の映画って小じんまりとしてて壮大さというかスケールの大きさがあまり感じられないんですよね。
中には良いものもあったりはしますが、やっぱり海外映画に負けている気がします。
「LIONライオン25年目のただいま」はやはり海外作品なだけあって、演出や絵のとり方、セリフや間などがしっかりと作り込まれている気がします。
ワタシも映画のすべてがわかるわけではないのですが、それでも感動を呼ぶ要素のある実話原作なので、それが海外映画ともなれば相乗効果で間違いなくヒットすると思っていました。
1億ドル単純に考えて100億円の興行収入で、すごいの?日本の映画でももっと上にいってるのあるけど?と思うかもしれませんが、日本の映画で100億円を超えている作品は9作品しかありません。
そう考えるとどれだけすごいのかわかりますよね。
ちなみに日本の興行収入1位は「千と千尋の神隠し」で308.0億円です。
(今後これを抜く作品は日本では出てこないんじゃないかと思います。)
実話をもとに構成された作品なので臨場感や感情移入のしやすさがハンパなくて、すぐに映画の世界に引き込まれてしまいます。
一度は見ておきたい作品になっていると思います!
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サルーの実話を映画化した作品~LIONライオン25年目のただいま~を見た人たちの感想ですが
・「映画「LION ライオン」
「いつかは帰りたい場所がある」やはり信じ抜く力に敵うものはないなぁ。そして自分の人生は自分で責任をとるほかない。ラストシーンはここ最近で一番感動した。」
・「序盤から涙が止まらず。鼻をかみまくり。実話なんだからな。奇跡としかいいようがない。ものすごく大きなものに守られてきた人なんだろう。生き続ける必要がある人なんだろう。」
・「子供時代のエピソードが痛ましくて、見知らぬ土地で途方に暮れる様に胸を打たれた。ここを丹念に描いてるから、青年期のサルーの心情がリアルなものに感じられる。」
・「どんだけ泣くんだってくらい泣いた。子役の魅力がすごかった。そしてアイデンティティー。そこを知ってやっと前を向けるよね。」
とやっぱり感動したといった感想が多くなっています。
実話ということもあってやっぱりフィクションの話とは比べ物にならないと思います。
日本語字幕のため、英語が聞き取れないと内容が…と思うかもしれませんが、それを補う演出とストーリになっているので、絵だけ見ても十分に内容は伝わると思います。
日本のアニメ映画もいいですが、こういったスケールが大きくも超感動する映画が日本でも作られるようになって欲しいですね。
ワタシは日本語吹き替えがでるのであればそのときにもう一度見てみたいと思います。
そうすればまた違った楽しみ方もできますしね。
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