カナダに住む、カイル・マクドナルドさんは家を持ちたいと常々思っていました。がそんなお金はどこにもなく、どうしたらよいのか、途方にくれていました。
そんなときに思い付いたのが、インターネットの物々交換サイトで物を交換していき家を手に入れよう。ということ。
1年の間にカイル・マクドナルドさんは物々交換で念願の家を手に入れることはできたのでしょうか。
1979年に生まれたカナダ人のカイル・マクドナルドさん。
日ごろからマイホームを持ちたいと思ってはいましたが、お金はなく、毎日どうしようかと過ごしていました。
そんな時に思い付いたのが、インターネットの物々交換サイト「クレイグスリスト」で物を交換して家をゲットしようということ。
カイルさんは2005年の7月12日「クレイグスリスト」に赤いペーパークリップと交換メッセージを掲載しました。
そこに書かれていたメッセージは、「1年後の2006年7月12日までに一戸建ての家にまで交換していきたい。」
最初は無謀な挑戦かと思われましたが、赤いクリップは魚のペン、ドアノブ、キャンプ用ストーブ、発電機…というように順調に交換が進んでいきました。
途中でメディアにカイルさんの挑戦が拾われることになり、大々的にカイルさんが報道されたことも背中を押した部分はありますが、
その後も車、レコーディング契約、アメリカのフェニックスに1年間住む権利と進んでいきました。
そして、「クレイグスリスト」に投稿をした1年後の2006年7月12日。
カイルさんは念願の一軒家を入手することになりました。
一軒家のある場所は、カイルさんが生まれ育ったカナダにある、サスカチュワン州のキプリングという町。
1920年に建てられて古めの2階建ての一軒家でしたが、リフォームされていて見た目も中身も新しい家になっていました。
カイルさんが、一軒家と交換したものは
「アメリカの俳優 コービン・バーンセンの映画に出演する権利」
でした。
ここまで来るまでに、カイルさんは40か国以上の国を旅をしてきたといいます。
シドニー、オーストラリア、タイ…南極大陸などなど。
あくなき探求心と好奇心、必ず家をもらえるというあきらめない精神が、カイルさんの物々交換を成功させた要因かもしれません。
キプリングで念願の一軒家を手に入れたカイルさんは、その後キプリングで一日市長を行ったり多くのメディアに出演をしたりしています。
現在の状況については、本人のブログやHPが更新されていないことから正確なことは不明ですが、
奥さんがいることを見ると幸せに暮らしているのかと思われます。
もともと、物々交換を始めた理由も、今の奥さんと結婚をするために。ということもあったようなので、
結婚と一軒家という念願が同時に叶った形になりました。
年齢は現在38歳となります。
家を入手してから10年以上の年月が経ちました。その後の
足取りはアンビリバボーSPで放送されると思いますので、そちらを確認してみたいと思います。