元近鉄の加藤哲郎さんが巨人相手に発言したとされている
「巨人はロッテよりも弱い…」という暴言ともいえる言動は
実は報知新聞による誘導だったようです。
当時の日本シリーズはあの発言で巨人選手だけでなくファンまでもが
殺気だった雰囲気を出していてまさに一触即発だったようですね…。
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1989年の日本シリーズ中に起こった加藤哲郎さんの
「巨人はロッテよりも弱い…」という暴言ともとれる発言。
この発言がきっかけで巨人に逆転勝利をされてしまうという
自体にまで陥ってしまい加藤哲郎は戦犯だとまで言われてしまっていました。
ですが、この発言自体は真意どころか本人も意図していない
返答によって大きく拡大されてしまったようです。
当時、報知新聞の近鉄担当だった記者に
「(巨人は)ロッテより弱いんちゃうの?」
という質問をされて、
「ジャイアンツはピッチャーで勝ったチームや。桑田、斎藤、槇原、水野。あれだけ、ええピッチャーおったら優勝するで。でも打線はアカンなぁ」
という答えをしたと加藤哲郎さんはのちに話しています。
それがいつの間にか巨人全体が弱いという意味に変わっていた
というのが真相になります。
ピッチャーが良いという発言はなかったことにされてしまい、
報知新聞の面白いようにコメントが改ざんされてしまっていたというわけです。
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加藤哲郎さんの発言は真実ではないにしても、巨人サイドの選手の中にはかなり頭にキていた選手もいたようです。
第3戦に先発をして勝利した加藤哲郎さんですが、巨人はあの発言がきっかけで怒涛の3連勝をして第7戦までシリーズはもつれ込みました。
第7戦の先発は加藤哲郎さんだったのですが、駒田徳広さんに2回にソロホームランを打たれてしまいます。
打った駒田徳広さんはかなり根に持っていたようで、ホームイン後に近鉄ベンチに向かって「バーカ」と叫んでいたようです。
加藤哲郎さん本人は聞こえていなかったようで、大事には至らなかったのですが、聞こえていれば次打席で頭部へのデッドボールは避けられなかったでしょう。
「バーカ」と叫んだ駒田徳広さん本人も死球を覚悟で叫んだと話しています。
幸いにも加藤哲郎さんの耳には届いていなかったようで、死球からの大乱闘への発展は避けられていますが、
加藤さん本人は聞こえていたら頭にデッドボールを当てに言っていたとも話しているので、当時の雰囲気が異常であったことがうかがえます。
日本シリーズという大きな舞台で怪我人が出ることがなくていまでもよかったと思える事態だったようですね…。
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巨人相手に暴言ともとれる発言をしたとされた加藤哲郎さんは現在は麻雀をしているようです。
プロ雀士というわけではなく、麻雀教室の講師を務めています。
一時は野球解説の仕事や俳優業も行っていたようですが、約4年でたたんでしまっていました。
現在53歳ですので年齢的に野球を続けることはかなり難しいと思うので第2の人生を歩むのは仕方ないことですが、
まさか麻雀を教えているとは思いませんでしたね。
現在は天満橋会館を使って所属する団体の講師を務めています。
団体には2000人以上も人数がいるようで、参加費用は
一般が2100円、学生が1100円となっているようです。
時間は11:00~17:00まで。
加藤さんは火曜~日曜までを初級講師と健康麻雀の講師として担当しています。
興味があれば一度足を運んでみるのも一興かもしれませんね。
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