埼玉県にある熊谷東中学校で素行不良の生徒を
リスト化したものを作ってそれが外部に流出した
という出来事がありました。
非行生徒生徒13人の住所などが記載された
いわば個人情報の塊を流出させてしまったみた
いです…。
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埼玉県にある熊谷東中学校が
「いじめ非行防止ネットワーク会議」
という会議にために作成した素行に問題のある生徒いわゆる非行生徒のリストを外部に流出させてしまったという事故がありました。
非行生徒リストには住所を始め顔写真やこれまでの非行だと思われる内容が記載されていたようで、外部流出により対象になっている生徒の親から苦情があったとのことですね。
「いじめ非行防止ネットワーク会議」のために作成された非行生徒リストですが、個人情報が載っているにも関わらず回収をされなかったようです。
資料として配るにしても顔写真や住所が載って入りのは非常にまずいと思いますし、会議後に回収をしないのはやっぱりいただけないですよね。
いまの世の中簡単にSNSなどにこんなことあった!って感じでアップされてしまいますからね。
実際この事故もSNSにアップされたことが発覚のきっかけだったみたいです。
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熊谷東中学校の校長は非行生徒リスとを会議の資料にした理由として
「地域で見守るためにリストを作成した」
と話しているようです。
確かに、地域で共有するためにリスト化して資料にしたのは良いのかなとは思います。
注意しておく生徒が分かるのは見守る方としてもわかりやすいですし。
でもそうだとしても、もっともわかりやすい個人情報なので、いくら会議であろうと出していい情報とイケナイ情報の精査くらいはしっかりしてほしかったですね。
自分の子どもがこのリストに載ってたらどう思うか考えなかったのでしょうか?
もっというなら、そんな個人情報が入った資料をなぜ会議の後に回収をしなかったんですかね?
参加者が持ち帰れば話のネタにされることくらい考えなくてもわかると思います。
お母様方の話の広がる速さを舐めちゃいけないです。
参加者が子どもに見せればその子がtwitterとはFacebookに投稿するまでワタシには想像できます。
なので、もしワタシが個人情報を扱う際はかなり慎重になると思います。
熊谷東中学校の校長はそういうところへの考え方がかなりおろそかだったんじゃないかと思います。
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熊谷東中学校が作成した非行生徒リストは会議の資料として扱ってよかったのでしょうか?
個人情報がガンガン書かれているものなのでほぼ公の資料としては適してないんじゃないかと思います。
一般企業は、個人情報とか相手企業の情報は超重要情報として扱っているのに、公的な学校がそんなことだとなおのこと安心できないですよね。
ワタシはリスト自体が問題だとは思ってはないです。非行がある生徒を知る上でリストの存在は大きいと思います。
けど、個人情報をどこまで晒すかが重要なポイントです。なので今回の熊谷東中学校が作成した
「いじめ非行防止ネットワーク会議」
ようの資料は資料としては超々NGだと思っています。
熊谷市の教育委員会も
「リストをつくること自体は問題と考えていない。どこまで共有するのかは、精査して考えなければいけないと思っている」
とコメントしているのでほぼワタシと同じ考えみたいです。
いちおうリストの回収は行っているみたいなのですが、一度出てしまった資料が戻って着たとしてもどの子がリストにいたかはすでに控えられているはずです。もう遅いです。
今回は苦情だけで住んでいるから良いもののも、危ないところに出回ったりしたら今回のようには絶対にならないです。
「いじめ非行防止ネットワーク会議」は他都道府県でも同じような施策があるみたいなので、
他の地域で同じようなことが起きないように学校側はしっかりと注意してほしいですね。
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