レオナ・ヘルムズリーの遺産を愛犬に相続!?しかし思わぬ減額が・・・

レオナ・ヘルムズリーの遺産がすごい!

レオナ・ヘルムズリー(Leona Helmsley)さんは11年前に亡くなったアメリカの女性実業家です。

いろいろあって3度目の結婚をした相手が不動産王ハリー・ヘルムズリー(Harry Helmsley)さんでした。

レオナ・ヘルムズリーさん財布のひもが固いことで有名でしたが夫の死後87歳で亡くなりました。

遺産は約40億ドル(約475億円)でした。

レオナ・ヘルムズリーさんの遺言により、遺産は弟と孫2人と慈善活動用の信託基金と
愛犬のマルチーズ“トラブル”とヘルムズリー家の墓の管理費に分けられました。

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レオナ・ヘルムズリーの愛犬が遺産相続?

レオナ・ヘルムズリーさんの遺言には愛犬に遺産1200万ドル(13億円)を与えると書かれていました。
この金額は遺産を相続した親族以上の金額です。

しかし、翌年、ニューヨークの裁判所に、親族はレオナ・ヘルムズリーさんが遺書を作成した時に
心神喪失状態にあったと訴えて、認められ、愛犬のトラブルの遺産額は1200万ドルから200万ドル(約1億6000万円)に減額されました。

レオナ・ヘルムズリーさんの愛犬のトラブルの世話には年10万ドル(約800万円)がかかりました。
その内訳は、グルーミングに8000ドル(約64万円)、餌代に1200ドル(約9万6000円)
トラブルの身を守るための安全対策費用でした。
トラブルは、誘拐や殺害の脅迫を多数受けていました。

愛犬のトラブルの餌はヘルムズリー家が経営する高級ホテルのシェフが調理した新鮮な鶏肉や野菜料理で、
純銀や陶器の器に入れられていたそうです。

そんな愛犬もヘルムズリーさんの死後4年目に亡くなりました。
使った費用は40万ドル(3200万円)くらいだと思います。

愛犬が残した遺産は、レオナ・ヘルムズリーさんと夫の名のついた慈善信託基金に引き継がれたそうです。

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レオナ・ヘルムズリーを超える遺産と
ペット

日本では高額納税者公示制度がありましたが2006年に個人情報の保護と犯罪抑止のために廃止されました。

それで公表されている範囲で日本でたくさんの遺産を残した人はパナソニックを創業した松下幸之助氏で1989年に亡くなりました。
そのときの財産の総額は約2450億円でした。
これはレオナ・ヘルムズリーさんの遺産よりも多いです。

妻と娘1人と娘婿と妻以外の女性との間にもうけて認知をした男性3人、
女性1人の子どもの合計7人が遺産相続しました。
妻は配偶者控除を受けられる限度額の遺産総額の2分の1の1,224億円を相続したそうです。

レオナ・ヘルムズリーさんのように慈善活動用の信託基金や愛犬に遺産をわけていません。

アメリカでは多くの州で飼い主の死後にペットへ一定の財産を相続させる制度が認められているようです。

しかし、日本ではペット自身に遺産を相続させることはできませんが、
ペットに遺産を分けたいという人は多いようです。
でも、ペットに遺産をあげる方法はいくつかあります。

遺産を渡す代わりに、ペットの世話を依頼する人や信託会社やNPO法人に遺産を分けるという方法があります。

30年前に亡くなったイギリスの骨董商ベン・リーさんは、黒猫のブラッキーに700万ポンド、
当時のレートで換算すると約16億円の遺産を分けました。
それで2011年に世界で最もお金持ちの猫としてギネスに認定されました。

レオナ・ヘルムズリーさんの愛犬以上の遺産をもらいましたね。

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siratuki

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siratuki