野村克也さんの奥さんである野村沙知代さんが実の息子から絶縁をされていたという話は割と有名ですね。
亡くなる前には和解をしていたようですが、それでもなぜ実の息子なのに絶縁にまで発展していしまったのかがかなり気がかりです。
ネットでは、脱税騒動が原因ではないかといわれていますが、もっと前から関係はこじれていたのではないかという話もでているようです。
野村沙知代さんには息子が3人いますが、次男のケニー野村さんから絶縁を言い渡された状態だったようです。
野村沙知代さんといえば、野村克也さんの奥さんだからといって、選手の育成やフロントの在り方などに注文を付けたり、
暴言ともとれる発言があったりなど、生前はかなり騒ぎの渦中にいる方でしたね。
その性格は野村克也さんと結婚をする前からその奔放さははっきされていて、野村克也さんを含めてW不倫の関係にありました。
W不倫の最中に三男である野村克則さんを出産。
その時もひと悶着あったようで、当時の夫であるアルヴィン・エンゲルさんとの間に養子縁組を結ばせようともしていました。
結局野村克也さんが自分の子供として認知をしたので、あまり大ごとにはならなかったようです。
ケニー野村さんは「グッバイ・マミー 母・野村沙知代の真実」という暴露本を出すほど嫌っていたようで、
絶縁関係は噂ではなく事実であったことがうかがえます。
冒頭で書いた通り、亡くなる前には和解はしていたようですが、絶縁まで至ったということは、重大な事実が隠されているとしか思えませんね。
野村沙知代さんが息子から絶縁をされるきっかけとなったのは、ネットでは脱税といわれています。
脱税事件のあらましは、
野村沙知代さんが経営していた会社がケニー野村さんに6000万円の役員報酬を支払っていたとしていたところを、
ケニー野村さんは「そんな事実はない」として完全否定。
その結果裁判で有罪判決を受けることとなりました。
その時のコメントとして
「正義が勝った」
「軽いんじゃないかと思います。ものすごく悪質だと思ってますんで」
と残しています。
すでにこの時から親子関係は破綻していて絶縁状態だったと思えます。
単に仲が悪いだけであれば実の母親を助けるために報酬はもらっていたと話してもよいはずです。
しかし、それをしなかったということで関係は悪い以上になっていたといっているようなものです。
暴露本には母親であることよりも女であることを優先として育児放棄、家族のことを顧みずに野村克也さんとの不倫。
旦那のコネを勝手に使い日本で輸入業をはじめ、さらには政界人に取り入ろうとして全力で女であることをアピールしていたようです。
そのほかにも子供を使って賽銭泥棒、万引きや家政婦イジメなど狡猾なことを多数していたようです。
そんな状態を間近で見てきたケニー野村さんですから、当然母親への心象は最悪な状態。
そこで極めつけとなったのは、元旦那であるアルヴィン・エンゲルさんの自殺でしょう。
克則さんが生まれた当時はまだW不倫の関係であり、アルヴィン・エンゲルさんの妻でありました。
ですが、その後かなり強引に離婚へもっていき、離婚されたアルヴィンさんは失意のままアメリカへ帰国し、その後自殺をしたそうです。
元旦那が亡くなったにもかかわらず、自分を優先し続ける母を見ていたのですから、
過去の所業を見ても親子であることを否定したくもなるのもわかりますね。
よく和解を申し出たと思えるくらいにはケニー野村さんは大人な人だったんですね。
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野村沙知代さんと息子のケニー野村さんが和解した理由ははっきりとはしていませんが、
2001年に暴露本を出したのち2005年には和解をしていたようです。
亡くなった際にはケニー野村さんもお別れ会に出席をしていたようなので、
最後はちゃんと親子の関係に戻れていたようです。
最期の最後まで喧嘩をし続けていたわけではなく、お葬式などにも立ち会ってもらえてよかったですよね。
最終的には丸く収まっていはいますが、因果応報とは本当にあるんだなと思える騒動でしたね…。