1971年に起き「渋谷暴動事件」ですが、45年以上経った現在なぜか容疑者が逮捕されるという事態になっています。
本来であればとっくに時効を迎えている事件なのですが、なぜ時効はなく容疑者が逮捕されたのでしょうか?
その理由を探ってみました。
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渋谷暴動事件の容疑者とされている大坂正明が逮捕されたというニュースが飛び込んできましたね。
45年以上前の事件なだけになぜいまさら逮捕ができたのか。本来ならとっくに時効を迎えている事件になります。
なぜ時効がなく逮捕されることになったのかというと、2010年に重大な犯罪に関して時効を撤廃するという法律改正がありました。
それに伴い最高裁判所でもさかのぼって時効の撤廃は適法だとして判決も出ています。
おそらくこれが今回大坂正明容疑者を逮捕できる要因だと思われます。
また、共犯者である人物が精神疾患で裁判が停止していることもあり、それも大坂正明容疑者が逮捕されることになった理由でもあるみたいです。
2010年に法律改正がなければ大坂正明容疑者は時効によって逮捕されることはありませんでした。
法律改正よって重大な犯罪者の逃げ得という状態はなくなりましたし、今回のように大坂正明容疑者を逮捕できたのだと思います。
時効の撤廃を歓迎していない意見もありましたが、今回の渋谷暴動事件の容疑者を逮捕できたことを見ると、大正解だったのではないかと思います。
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今回、渋谷暴動事件の容疑者である大坂正明が逮捕されることになった理由は、公務執行妨害とのことです。
当時起こった事件の中心グループがいまだに活動をしていることから警察も捜査をしていたようで、その中にたまたま大坂正明がいたのだとか。
逮捕されたときは大坂正明とはわかっていなかったようですが、指名手配書の人相や特徴と一致している部分が多いため、大坂正明容疑者ではないかと浮上したみたいです。
逮捕された男も黙秘をしていることから、ほぼ大坂正明であることは確定的かと思われます。
警察もDNA鑑定を進めていることからすぐに逮捕された男が大坂正明であると判明するはずです。
DNAが一致すれば逮捕を確実にできることになりますし、、早めに警察には捜査を進めていってほしいですね。
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重大な事件の時効撤廃に関しては否定的な意見もあったりしますが、今回の結果をみれば正解だったといえると思います。
時効がなくなったおかげで、過去の重大な犯罪者が時効だと犯罪がなくなり生きているのには遺憾な部分が多かったです。
それがなくなったことは被害者や遺族にとっても事件をしっかりと解決できる手立てになったと思います。
時効がなくなったおかげで過去の重大事件の容疑者が逮捕できるようになったので、政府も案外まともなこともするもんだなと若干ではありますが、見直した感があります。
国会では最近無駄なことをしているとしか思えないので、今回のように役に立つことをもっと進めていってほしいものですね…
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