アメリカで史上最大の銃乱射事件を起こしたスティーブンパドック容疑者。
これまで逮捕歴などもなく、普通の人物とされていました。
しかし、スティーブンパドックの犯行後にイスラム国が関与をほのめかす発言をしているので、イスラム国とのつながりもあったのかもしれません。
スティーブンパドックの素顔はどんな人物だったのか調べてみました。
アメリカのラスベガスで行われていたライブ会場にホテルから銃を乱射して、50人以上を殺害したスティーブンパドック。
過去に逮捕歴や犯罪歴もなく、会計士の仕事をしていました。
会計士を辞めた後は、それまでの貯金を使ってかなり裕福な暮らしをしていたといいます。
自宅は2階建てで、別荘なども所持しています。
性格は、日常的にギャンブルを行っていたようで、事件があったホテルにもギャンブル施設があり、常連客として通っていたようです。
アメリカのホテルでは常連になるとセキュリティが甘くなるとうことがあるようで、ホテルへの入室時には持ち物検査がなかったのでしょう。
スティーブンパドックの弟の話では、
「政治的にも宗教的にも秘密はなかった。」
とのことですが、別の方面からは、最近改宗をしてイスラム教になったという話もあることから、
弟ですら、兄の素顔ははっきりと知らなかったのではないかと思われます。
銃を乱射した理由は特にギャンブルで負けたというわけではなさそうで、過去には弟に
「カジノで25万ドル(約2800万円)勝ったとメールを送ってきた」
ということもあったそうです。
また、先日フロリダを襲ったハリケーン「イルマ」が過ぎ去ってから数日後に母親は大丈夫か?
といった内容を送っていたこともあり、基本的には優しく、事件を起こすような顔はもっていないと思われていました。
スティーブンパドックが事件を起こしたのち、イスラム国は今回の事件の関与を認める発言をしています。
FBIはこれについて否定をしているのですが、スティーブンパドックがイスラム教に改宗をしていたという情報もあることから、イスラム国の関与は完全には否定できない状況です。
ただ、スティーブンパドックとイスラム国がどのように連絡をとっていたのかが明らかになっていないので、関与しているとも言い切れない状態です。
イスラム教に改宗をした理由もわかっていないのですが、近年のアメリカの各国に対する行動や、イスラム国の過激な活動に感化されてしまったことも否めません。
性格からもギャンブル好きではあるも、家族思いのいい人物としか読み取れないので、表にはできない顔がありなんらかのきっかけで、裏の顔が出てきてしまった。
としか今は言えなそうです。
スティーブンパドックの今回の事件は計画的に行われていた可能性があります。
現場のホテルからライフル銃を含む拳銃などが20丁以上、自宅からは鈍器や爆発物などが大量に見つかっています。
たんなる武器マニアで済まされれば事件を起こすことはなかったはずですが、弟はそんな兄の顔は知らないため、
改宗をきっかけにかわってしまったのではないかと思われます。
現場となったラスベガスのライブ会場では3分近くも銃声が響き、多くに人たちが被害にあっています。
カジノの常連であったことからもライブ会場でいつなんのライブがあるのかも知っていたはずです。
そしてより多くの人が集まっている時を狙って、犯行を実行した。
ライフル銃なども多数見つかっているため、もっと多くの人が犠牲になっていた可能性もあります。
スティーブンパドックの素顔や動機を探るのもいいですが、警察には誰がそそのかしたのか、
改宗するきっかけはなんだったのかなどを早く明らかにして、同じようなことが起こらないように、捜査を進めていってほしいところです。