1986年から1987年頃、高橋名人の逮捕説が注目されていました。
実は噂だったと言う事で落ち着いたかと思いましたが、都市伝説と化した今でもネットでの情報は転がっていますよね。
私もその噂がどんなものだったのか、どんな理由で逮捕されたと思われていたのか探ってみました。
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そもそも逮捕説は、当時の子供たちの勘違いで起こったとか。
その理由は、警視庁から牛込警察署の1日署長の依頼があった事で「1日署長をする為に警察に行く」➜「警察に呼ばれた」➜「捕まった」➜「高橋名人逮捕」と言う情報になり伝聞されたそうなんです。
しかし高橋名人本人が更新しているmixiの日記には「スケジュールの都合で1日署長は行けなかった」と語られたり、当時の小学館コロコロコミック紙上でも否定する文章を掲載した事からも、やはり誤報だったみたいです。
それが尾を引いて、脱税をしたとか、非合法なクスリで手首を痙攣させたなど、様々な逮捕理由が浮上したと言われていて、別に起きた死亡説に関しては、そのクスリで亡くなったのではないかともいわれたみたいです。
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逮捕理由にはもう1つあってそれは、「コントローラーにバネを仕込んでいる」「バネを仕込んだコントローラーは1回押すと4回押したことになる」と言うのが最も多く見られました。
でも、子供らしい発想・解釈で面白さはありますが。そんな事では逮捕に至らないですよね。
逮捕されるとしたら詐欺罪?別に演出とかもあるでしょうし、ある程度の仕込みは仕方ないと思うんですよね。それが子供にはショックだったとかですかね。
ほとんどの人が経験あるかと思いますけど、噂が噂を呼んで1度流れてしまった噂が膨らみ、根本は?とどんどん気持ちも流されてしまうから怖いですよね。
この「高橋名人逮捕説」が流れた当時も、ハドソン本社に問い合わせの電話が殺到し、「変な噂のせいで仕事にならない!」と怒られた事もあるそうです。
そして、この誤報が高橋名人の耳に入り、コントローラーのボタンにバネを仕込んで検証したところ、バネの厚みでボタンが押せなくなったとか。
噂を検証する当たり、相当悩んでいたんでしょうね。否定できてよかったといったところですね。
そこでの関連としては、あの「16連射」が嘘だった言う噂も逮捕理由として出ましたが、こちらもまたまた誤報だったらしく、実際には、ゲーム開始前の2分間だけ猛練習すると言うことで16連射以上出来ていたそうです。
しかし高齢になり少し連射の数は減ったと言いながらも、12~13回までは押せるそうです。
私にはとても出来ません…。連射場面が集まった動画は、いつ見ても笑ってしまいます。
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調べた結果としては、逮捕説も逮捕理由も全て噂やデマだったと言う感じです。
ハドソン社員としての宣伝業務と、名人としての業務を努め、退社後はタレント的なお仕事もし、現在も尚、テレビ出演を果たしています。
2014年にはゲーム開発を目的とする会社を設立し、その肩書は「代表取締役「名人」」なんだとか。
そんな高橋名人にはこれからも「名人」が消えない存在でいて欲しいですね。
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