共同通信社に勤めている高杉修実容疑者が無免許運転をした容疑で逮捕されました。
世間にニュースを広める側の人間が、自分から犯罪を起こしてしまい、ニュースにならざるを得ない状況となっていて、
共同通信社としての管理体制や責任の取り方にも注目が集まりそうです。
9月26日の16時40分ころ、共同通信社に勤務する高杉修実容疑者が逮捕されました。
容疑は道路交通法違反(無免許運転)とのことで現行犯で逮捕されています。
高杉修実容疑者は、免許停止期間中だったということで免許を持っていなかった状況でした。
逮捕当日は、休暇中で自宅近くを走行していたとのことで、たまたまパトロールしていた警察官に職務質問をされたことで無免許運転が発覚。
そのまま警察に捕まるという事態になりました。
高杉修実容疑者の逮捕にあたって、共同通信社に総局長がコメントを発表していますが、管理体制に問題はなかったのでしょうか
逮捕された高杉修実容疑者は、共同通信静岡支局記者として勤務しています。
記者ということは取材にも当然向かいます。
その際の移動手段は少なからず車の使用はあったはずです。
ですが、免許停止期間ということは車を使用した取材はできないはず。
今までの間、静岡支局および共同通信社としてはどうしていたのでしょうか。
運転ができないのであれば、遠出の取材はできないはずでう。もし、隠していたとすれば高杉修実容疑者の責任ですが、
それを管理できていない共同通信社にも問題があるかと思われます。
今回は、休暇中の逮捕ということですが、これが勤務中の逮捕ともなればもっと大ごとになっていたはず。
逮捕を受けて総務局長の正村一朗氏は
「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を調査のうえ、厳正に対処する」
とコメントをしています。
処分は当然のこととして、免許停止となっているということは危険な運転をしていたことがあるということ。
それがプライベートなのか勤務中なのかはさだかではないですが、
そんな人物を記者として外に出しているともなれば、共同通信社には管理責任が出てきます。
これを機に、社員の管理体制の見直しや、免許携帯の確認等の強化を実施するべきでしょう。
余談ではありますが、高杉修実容疑者が逮捕された静岡市葵区は強化期間中だったとのことです。
国道1号バイパス(側道含む)では、葵区羽鳥以東が、片側2車線化したことによる速度超過が予測されることから、パトロールを強化。
また静岡県警にて取り締まりを強化するとの発表もあったようです。
知らずとはいえ、強化期間に運悪く捕まってしまったのでしょうが、歩行者の安全を考えれば、ちょうどよかったとおもわざるを得ないです。
無免許運転等のニュースも報道をしているはずなのに、記者が同じことで捕まるのは本当に残念としか言えませんね。