ウーバーバトラーさんはフリーランス・ライターですが、トリップアドバイザーという
ホテルや観光地などの旅行に関する口コミが載っているサイトに、実際にはないレストランの口コミを投稿しました。
そのレストランはダリッジの小屋と呼んでいますが、ウーバーバトラーさんの予想
以上に、そこが“最も行きたいロンドンのレストラン”のランキングで第１位になりました。
しかし、昨年の12月にトリップアドバイザーそのダリッジの小屋は存在していなかったと明らかにしました。
現在、このトリップアドバイザーのサイトで“ダリッジの小屋”やダリッジの小屋の
英語名“The Shed at Dulwhich“を検索しましたが、出てきませんでした。
レストランのサイトは削除されて現在は見れません。
ウーバーバトラーさんは残念ですね。
トリップアドバイザーの本部はアメリカにありますが、日本法人は東京にあります。
現在でも無料で日本語でも投稿できますし、外国のホテルや観光地の情報を日本語で書いている人がいて自由に読めます。
私もトリップアドバイザーに投稿した経験があります。
日本や韓国の観光地やレストランの口コミを書いて写真を投稿しました。
すでに他の人が口コミを書いている場所もあれば、私が初めて書く場所もあります。
私が以前書いた60件の口コミに現在8万人の読者がいます。
昨年の口コミ数は5億件を超えているそうです。現在はもっとたくさんあると想像できます。
しかし、ウーバーバトラーさんのように小遣い稼ぎのためにうその口コミを書いたことはありませんし、思ったこともありません。
その観光地やレストランを利用する人のために本当の情報が提供したいと思っています。
日本のトリップアドバイザーは口コミを投稿してもすぐにサイトに表示されず、数日後
、表示されます。内容を審査していると思われます。
ウーバーバトラーさんが投稿したダリッジの小屋についてトリップアドバイザーは審査しなかったんでしょうか。
ウーバーバトラーさんは、予約用の携帯電話とレストランのサイトを準備したそうで、うそは見抜けなかったかもしれませんね。
現在、レストランが実際にあるかどうか見に行くわけにいきませんから。
トリップアドバイザーにある口コミを見る読者が多いので、ダリッジの小屋のようなうそは困りますね。
ウーバーバトラーさんが口コミを書いたダリッジの小屋に予約の電話が入り始めて、
ウーバーバトラーさんは本当にレストランを１日だけ開業することにしました。
プロの料理人やウエイターもレストランのBGMを流すDJや一般客を装うサクラまで雇いました。
食べ物はスーパーに売ってある惣菜やレトルトです。
その様子は現在でも“VICE Japan”のサイトから動画で見ることができます。
動画の中で解説している若い男性がウーバーバトラーさんで、場所はダリッジの小屋だと思われます。
夜に庭で食事をしている様子です。客がまた予約したいと言っています。
気に入ったみたいです。楽しそうで、うそのレストランだと気がつきませんね。
トリップアドバイザーの評価が高かったから客たちはロンドンで一番のレストランだと信じて帰ったそうです。
ウーバーバトラーさんは自分が住んでいるダリッジの小屋の物置スペース を一番のレストランにできたので、
不可能なことはないと言っています。客が喜んだらいいでしょうか。