石橋秀文社長の現在は?
神奈川県の東名高速道路で昨年6月、車の走行の妨害行為をして、追い越し車線に被害者の車を無理やり停車させて、
後続のトラックに追突事故を起こさせた自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで
福岡県在住の石橋和歩容疑者(25歳)が逮捕されました。 静岡市の萩山さん(45歳)夫婦が亡くなりました。
石橋和歩容疑者はその半年前から常習的に走行妨害をしていたそうです。
逮捕後、北九州市の石橋建設工業に嫌がらせの電話やネットの書き込みが始まりました。
理由は、まとめサイトに石橋和歩容疑者の勤務先や父の名前などが載っていて、
勤務先が北九州市の石橋建設工業でその社長が実父で石橋秀文社長(47歳)と誤った情報がありました 。デマです。
昨年11月にクローズアップ現代+「突然あなたも被害者に!? “ネットリンチ”の恐怖」が放送されました。
「モノローグ」というまとめサイトが、容疑者が石橋秀文社長の会社に勤務しているという記事を掲載していました。
事実の裏付けもなくサイトに掲載したようです。
「石橋建設や親族を徹底的に潰す」や「自殺に追い込め」などの内容も出てきました。
身の危険を感じた石橋秀文社長は2日間、事務所を閉鎖しました。
自宅の住所も公開されたため、危害が及ぶことをおそれて子どもたちは学校を休ませたそうです。
事務所は一時閉鎖とあるので、現在は再開していると思われます。
石橋秀文社長はデマの被害者
石橋和歩容疑者と石橋秀文社長は苗字が同じ「石橋」だというだけで関係がなさそうです。
石橋秀文社長は石橋和歩容疑者と関係ないことを証明するために戸籍謄本を取り寄せたり、
取引先に連絡して、無関係であることを説明したりしたそうです。
デマは炎上しやすいけれど、消しにくい性質を持っているようです。
無責任なネットのデマせいで、関係のない石橋建設工業やその石橋秀文社長や家族をバッシングした結果となりました。
よいことは拡散しにくいけれど、人の心を傷つけたりする悪いことは拡散しやすいです。
現在は福岡県警は名誉毀損の疑いで捜査、
情報を拡散した11人を特定したとサイトにでていますが、詳細はわかりません。
石橋秀文社長への補償は?
まとめサイトについては「非常に扇情的で偏向した投稿が多い」
「悪質なまとめサイトだ」などの批判がNHKに寄せられているそうです。
まとめサイトが、ある出来事に批判的な意見を集めると、
それを見た人は、みながそういう見方をしているなら、自分もバッシングしていいんだと考えてしまう。
たくさんの人が読むサイトなら、バッシングされた人が困るような内容は載せないでほしいですね。
第2の石橋秀文社長のような人をださないでほしいです。
石橋秀文社長が受けた被害の補償はどうなるんでしょうか。
現在のところ何もでていません。
石橋秀文社長のデマの記事を書いた人、広めた人たちに知らしめるために、
損害賠償請求をするつもりだと御本人が言っておられます。
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