女性dvはふえているの? 加害者の特徴と原因は何?
2年前のデータですが配偶者間の犯罪(殺人、傷害、暴行
)の警察の検挙数は約7000件で、その9割が男性から女性
です。
残りの1割の加害者は女性で、女性DV(ドメスティック・
バイオレンス)です。
最近、 女性DVの数が増えているそうです。
DVの特徴は、加害者は、自分は当然のことをやっている
と思っているので、自身が加害者だと気づいていない。
被害者が加害者に“あなたは加害者だと”伝えることが
できない場合もあります。
さらに、DVは性暴力やストーカーなどと同じく、再犯率
がとても高いそうです。
原因は、パートナーを自分の“所有物”のように思って
しまっている、小さいときに両親から虐待を受けてトラウマ
がある、相手の価値観を認められずDVで相手を変えようと
しているなどのようです。
この原因は加害者が男性でも女性でも当てはまります。
DVによって離婚や家庭内離婚などの問題が起きて、
社会構造も変わることがあります。
国としても対策をすべきですね。
女性DVと男性DVの加害者への対策はあるの?
殺人や傷害や暴行をした加害者は、警察に通報されると
、逮捕されて、ひどい場合は刑務所に服役ということ
になりますが、釈放されたら、人が変わるんでしょうか?
加害者が更生していない場合や、再犯率がとても高い犯罪
は、また同じ人が同じ犯罪を起こす可能性があります。
結婚している相手がDVをふるうならば離婚して、相手
から離れる方法もありますが、 DVをふるう加害者は別
の人と結婚や同居して、その相手にDVをふるうことを
繰り返す可能性があります。
社会として考えるならば、加害者が更生して、幸せな
社会の一員になるのがいいですね。
方法はあるんでしょうか。
心の治療をするカウンセラーは、人の悩みを最後まで
聞き、癒しを与えることが目的ですから、本人に問題点
を指摘するまでして、治させることは難しいようです。
DVは病気ではなく、間違った考えなどが原因の「人格
障害」と考えられていますから、病院では治りません。
どうしたらいいかわからず、そのままになっているの
が現状のようです。
女性dvの加害者の更生方法はあるの?
DVの相談電話や相談センターは各地域にありますが、
加害者の更生にはならないようです。
昔は、大家族で1つの家に住んでいたので、隣の部屋
の人の話し声が聞こえたし、暴力をふるっているのが、
すぐにわかって、誰かが止めに入っていたはずです。
同じ家でなくても、長屋のようなところだと、数軒の家
が自分の家みたいでした。
映画で見たことあると思います。
身近な人が相談相手で、もしかしたら更生もできたかも
しれません。
今は近所付き合いが薄くなって、家庭の中でが起こっ
ているのかわからない密室のような状態です。
それで、DVの対策を外に求めることになります。
DV加害者の更生プログラムがあります。
例えば、NPO法人女性・人権センターステップですが
、1年間の受講を義務づけているそうです。
神奈川県内横浜市から助成金をもらって運営している
そうで、助成金がでることは珍しいそうです。国としては
“DV加害者の更生は難しい”からだそうです!?
しかし、加害者も会社に通ったりして経済活動をしない
といけないので、更生プログラムを1年受講し続ける
のは簡単じゃなさそうです。
費用が安くて簡単に、そして喜んで加害者が変われる。
できたら生活しながらできるプログラムがあったらいい
ですね。